
DESIGNTaro Kiguma
アップルは2026年9月9日(現地時間)、折りたたむことができる新しいiPhone「iPhone Duo」を発表した。ジョン・ターナスCEOによる初めての新製品発表会かつ、折りたたみスマートフォン市場への参入となり、大きな注目を集めている。洗練されたiPhoneのデザインと革新的な折りたたみ構造、iOS27との高度な統合により、新しい体験を提供する。

「iPhone Duo」スターホワイトとナイトスカイ。
アップルの新しいCEOであるジョン・ターナス氏は「iPhone史上最も大きなディスプレイを持ちながらもポケットにすっきりと収めることができ、A20 Proのパワーを併せ持ったiPhone Duoは、どこにいても、コンテンツを楽しんでいる時も、複数のアプリ間でマルチタスキングをしている時も、ゲームをしている時も、これまで以上に夢中になり、作業効率を高められるようにします」とコメント。

アップルの新しいCEO、ジョン・ターナス氏。
開いた状態では7.6インチ(Super Retina XDR)の大画面、閉じた状態では5.4インチの画面として機能する。最大の特長は、一般的な折りたたみモデルのように「開くと正方形、閉じると縦長」になるのではなく、内側と外側の両ディスプレイがまったく同じ画面の縦横比(アスペクト比)で統一されている点だ。画面の縦横の比率が変わらないため、アプリや動画などのコンテンツがそのままの縦横比で拡大・縮小され、画面を開閉した際にもスムーズに作業を継続できる。

Zoom会議などでは、開いて縦にすれば、7.6インチの画面を効率的に使用できる。
ディスプレイには最新のSuper Retina XDRパネルを採用し、最大3,000ニトのピーク輝度やProMotion、常時表示に対応する。内側のディスプレイには映り込みを大幅に抑える独自の「Nano-texture仕上げ」が施されており、折りたたみ特有の折り目を目立たなくさせるとともに、快適な視認性と上質な手触りを実現した。また、内面のFaceTimeカメラは画面下に収まるアンダーディスプレイ構造を採用し、表示エリアを一切遮らない。さらにUSB-C対応のApple Pencilにもアップデートで対応予定だ。内側のディスプレイと外側のディスプレイ、両方を生かしてメモの作成やイラスト描画、書類の校正などを直感的に行える。
折りたたみモデルの要となるヒンジ部分には、100以上の精密な部品で構成された新設計のメカニズムを採用している。スムーズで確実な開閉感と完全なフラット状態を保持し、マグネットアレイによって心地よく閉じる。筐体フレームおよびヒンジカバーには磨き上げられた極めて頑丈な「グレード5チタニウム」を使用し、圧倒的な強度と豊かな質感の両立に成功した。ディスプレイには進化したCeramic Shieldを備え、IP68等級の防塵・耐水性能も確保している。
カメラには48MP Dual Fusionカメラシステムを搭載。折りたたみモデルの特徴を生かした、独自のカメラ体験として、被写体側がアウターディスプレイでリアルタイムに自撮りを確認できる「Duo Preview」や、端末を自立させたハンズフリー撮影など、従来のiPhoneにはない自由な撮影スタイルが可能となった。生体認証には電源ボタン一体型の「Touch ID」を採用しており、端末が開いていても閉じていても、素早く確実なロック解除が行える。
新しい「A20 Pro」チップを搭載。デュアル16コアNeural Engineとベイパーチャンバーによる先進的な熱管理システムを備え、オンデバイスAIの重い処理も快適にこなす。Apple Intelligenceと新世代の「Siri AI」が統合され、個人の文脈に合わせた柔軟なアシストを実現。ユーザーがメッセージ、メール、写真などから必要な情報を見つける手助けをしてくれる。さらに、新搭載の「Siri Camera」モードでは、カメラコントロール経由で画面に映っている景色や物をSiriがリアルタイムで理解・認識し、ユーザーからの質問への回答や次のアクションを素早く実行してくれる。
価格は256GBモデルで364,800円。最上位の2TBモデルは574,800円。カラーは「ナイトスカイ」と「スターホワイト」の2色展開で、10月16日午後9時より予約受付を開始し、10月23日より販売が開始される。