ARTTaro Kiguma
アメリカ・マイアミを拠点に体験型アートを展開する「Superblue」は、初の海外拠点となるアートセンター「スーパーブルー 京都」を京都駅前に2027年初頭に開業すると発表した。オープニングとして、光と空間をテーマに探究してきた現代美術家、ジェームズ・タレルの大規模個展を開催する。

ジェームズ・タレルによるアリゾナ州北部の約40万年前の死火山を舞台にした作品《ローデン・クレーター》。 Roden Crater, Sunset (C) James Turrell, Photo_Florian Holzherr
本施設は、京都市が進める「京都駅東南部エリア活性化方針」の一環として誕生する。2025年10月に開館した「チームラボ」の国内最大級ミュージアム「チームラボ バイオヴォルテックス 京都 - 大成建設」の向かい(京都市南区東九条東岩本町15-3)に位置し、京都駅から徒歩圏内に2つの大規模なアート空間が向き合う新たな芸術発信拠点が形成される。また、近隣にはアーティスト・村上隆が率いる「カイカイキキ」の新しいアートスタジオの建設も計画されている。
「スーパーブルー 京都」のオープニングを飾るタレルは、光を用いて人間の知覚を揺さぶる作品で知られる現代アートの巨匠だ。本展では1960年代の初期作から最新作までを網羅し、光の広がりや奥行きを通じて「見る」という行為そのものを問い直すさまざまななインスタレーションを展開する。
タレルの作品は今までに、ニューヨークのグッゲンハイム美術館、ホイットニー美術館、ロサンゼルス・カウンティ美術館、アムステルダム市立美術館、エルサレムのイスラエル博物館、ヴォルフスブルク美術館、キャンベラのオーストラリア国立美術館、上海の龍美術館、日本の直島などで発表されてきた。
展示作品やチケット情報などの詳細は、2026年12月頃に発表される予定だ。

工事が進む「スーパーブルー 京都」。