INTERIORTaro Kiguma
東京・府中の「府中市美術館」で2026年9月19日から「花のある暮らし ボタニカルアートとデザイン」が開催される。会期は11月29日まで。

ウィリアム・モリス 壁紙 ひなぎく 1864年 Photo_©️Brain Trust Inc.
本展は、18世紀後半のイギリスで大きく発展した植物愛好の文化と、それに伴い発展したボタニカルアート・植物画やインテリアデザインの歩みを紹介する企画展だ。当時のイギリスでは、海外の珍しい植物を集めた植物園の開設や園芸ブームを背景に、植物の特徴を正確かつリアルに描くボタニカルアートが急成長を遂げた。図鑑の挿絵として始まった植物画は、やがて額に入れて整えて飾る絵画や、食器・壁紙のデザインへと広がり、19世紀にはウィリアム・モリスらによって洗練されたパターンデザインへと昇華された。
会場では、歴史的価値の高い『カーティス・ボタニカル・マガジン』や『フローラの神殿』をはじめ、ダービーやウェッジウッドの美しく装飾された磁器、モリスが手掛けた壁紙やテキスタイルなど約150点を展示する。人々が植物でインテリアを華々しく彩ろうとした歴史を紐解く。

ウェッジウッド 平皿 ウォーターリリー 1808年-11年 Photo_©️Shunta Inaguchi
府中市美術館 「花のある暮らし ボタニカルアートとデザイン」2026年9月19日〜2026年11月29日
東京都府中市浅間町1-3(都立府中の森公園内)